お知らせ
ダイハツミラターボにオリジナル水冷オイルクーラーを取り付ける
今回は、JAF加盟「ラリークラブお茶夢」のダイハツミラターボにオリジナル水冷オイルクーラーを取り付ける作業の内容を紹介します。
【仕様】
車名:ダイハツミラターボ
型式:GF-L 700S
年式:平成10年
競技仕様①:LSD装着
競技仕様②:コンピューター書換え
競技仕様③:強化ショックアブソーバー
競技仕様④:S.O.C. TOMAオリジナル水冷オイルクーラー
競技仕様⑤:車体各部補強
【ダイハツミラターボにオリジナル水冷オイルクーラー取り付け前】
バッテリー取り付けトレイも取り外しラジェーターも取り外す、その時、ラジェーターアッパータンクのターボチャージャーからの帰りのホース差し込みが劣化のため、折れてしまいラジェーターキャップも壊れていた。
【左:新栄ラジェーター、右:既存ラジェーター】
新栄ラジェーターに修理をお願いするとラジェーターを見るなりコアが1層なのでターボ用ではないのではないかと話し、「アッパータンクを交換してもその内ロアータンクも危ないよ」とのことで2層ラジェーターに取り換える。水冷オイルクーラーの取り付けにはより効果が期待できる。
【既存ラジェーター】
【新栄ラジェーター】
ロアータンクの青いキャップはAT用の水冷オイルクーラーですが、今後、パワーステアリング用のオイルクーラーとして検討している。
【オリジナル水冷オイルクーラー冷却水ホース取り付け前】
ラジェーターを取り外し水冷オイルクーラーを取り付けるその際、バッテリートレイを取り外し、ミッションケースのアース線の取り付け場所に水冷オイルクーラーも取り付け、ロアーホースの中間部をカットして割り込ませる。ラジェーターロアホース接続はとりあえず見ずらいです。
【オリジナル水冷オイルクーラーのオイルライン取り付け後】
オイルラインは、AN8を使用し、オイルフィルター移動キットサーモスタット無しを取り付け、エンジンオイル出口→水冷オイルクーラー入口側→水冷オイルクーラー出口側→オイルフィルター入口→オイルフィルター出口→エンジンオイル入口のラインとする。
【オリジナル水冷オイルクーラーのオイルライン取り付け後】
【オリジナル水冷オイルクーラーのオイルライン取り付け後】
【オイルフィルター移動キット】
エンジンを動かして、各部の漏れや締め付けを点検し、ラジェーターファンが回り、冷却水を確認し、作業完了とした。
次回は、メイプルスポーツの「MAPLE A-ONE GAGE」を使用してのトーイン調整の作業風景をご紹介します!